田中安全衛生blog

安全衛生全般についての日々の出来事や感じた事を書いています。

タグ:その他災害

ご安全に。
思えば定年退職して2年を迎えようとしています。
44年間務めた会社生活を最後にした日から、早2年も経つかと思えば、月日の経つのは早いものです。
定年退職の日は、今でも鮮明に覚えています。
朝は、いつもと変わらない妻の「いってらっしゃい」の声を後に出社しました。
会社に着くと会議室で毎日行っているトレーニングを普段通り行いました。
丁度、この日の午前中は、災害調査日でした。
現場に出て挨拶回りをしている途中で、この調査に集まっている方にお礼の挨拶をして置きました。
退職日の最後の最後まで「自分の努力が足りなかったかな」と少し寂しくなりました。
どこの職場へ出向いても忙しく働かれており、自身の存在感の小ささを改めて実感しました。
そして、最後の工場食を食べて、最後のお礼メールを打ってPCを閉じたのが午後1時過ぎでした。
長い会社生活では、そりの合わない上司に自分を押し殺して仕えたこともあります。
会社の評価が納得できなくて「辞めたい」と思った時期もありました。
そんな会社でのうっぷんを家庭で出すこともあり、家族は我慢していたこともあったでしょう。
退職式の夕方までの数時間は、そんな思いが走馬灯のように浮かんできました。
そして、定年後の生活は、今までとは違ったものが求められてきます。
会社生活では、ある意味で温室の中で過ごしてきた感じです。
定年後は、自分の居場所は自身で見つけなければいけません
居場所を趣味の世界にするのもよし、新しい世界に踏み込む手もあります。
世界一の長寿国になった日本では、むしろ定年後の時間の方が長いのかもしれません。
その長い時間を健康で過ごすために、どこを居場所にするかは本当に大切です。
〈お詫び〉本ブログですが、諸事情により暫く休止させていただきます。
▽タイトル「眼」
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写真撮影は、私の兄三浦秋男氏です。

▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
職場では、さまざまな保護具が使われています。
保護具の中で、使用頻度の高いものの1つが保護めがねでしょう。
労働安全衛生規則でも、保護めがね着用の条文はたくさんあります。
保護めがねは、作業中に発生する飛来物、熱、有害光線、粉じん等から目を保護するために着用するものです。
そして、JIS規格により品質要求事項が定められています。
使用する用途に合ったものを使用しなければ効果を発揮しません。
例えば、レーザー光線に紫外線用の遮光保護めがねを使用しても駄目です。
粉じん作業用には、ゴグル形でないと目に浮遊物が入ってしまうでしょう。
また用途は適していても使い方を間違えても効果がありません。
そのためには、使用前に各部に壊れや変形が無いか点検を行います。
装着時は、自分に合う角度や長さに調整し適正な位置に掛けます。
特に、ゴグル形は、ヘッドバンドが緩すぎないようにします。
自分の顔に合うように改造することは厳禁です。
保護めがねを複数の人で共有することも衛生上からも問題があります。
万一、目に異物が入った際は、必ず眼科の診察を受けてください。
安易に考えて、そのままで自己処理されて、失明したケースもあるようです。
目の保護は、大変に重要ですので教育等により徹底をお願いします。
▽タイトル「優美」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
平成29年の労働死亡災害は、前年より増加し972人でした。
その中で、墜落・転落により亡くなられた方は、前年より11%増の258人です。
死亡災害の26.4%を占め、実に1/4以上となります。
特に、建設業では墜落・転落による死亡災害が、46%と突出している状況です。
昨年4月からの第13次労働災害防止計画では、5年間で死亡災害を15%低減を目標にしています。
この墜落・転落による死亡災害を減少させることは、事業所や国にとっての重要課題と言えます。
既に2月より安全帯が墜落制止用器具に変わっています。
今までは、安全帯と言えば胴ベルト型が主流でしたが、今後はフルハーネス型使用が原則となります。
胴ベルト型は、落下時に内蔵損傷や胸部圧迫等での死亡事例が確認されています。
フルハーネス型は、万一の墜落時に複数個所で身体を支え、衝撃荷重を分散させ緩和します。
万一の際でも無傷で助かる安全帯(墜落制止用器具)と言えます。
高さ2m以上の高所作業での作業床が無いところでは、フルハーネス型安全帯を確実に使用し墜落・転落災害の撲滅を図りましょう。
▽タイトル「横目」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
今年の桜開花予想は、全国的に早まるようです。
寒暖差の激しい日が繰り返されていますが、体調管理に水分補給も忘れてはいけません。
寒い季節は、のどの渇きを自覚しづらく、水分摂取量が少なくなります。
水分摂取量が少ないと血液の粘度が高まり、ドロドロ状態になります。
血液ドロドロとは、赤血球等の量や質に異常が起こり、血液が流れにくい状態のことです。
この血液ドロドロの原因は、食事や生活習慣が大きく関わっています。
まず食事ですが、肉、アルコールやお菓子のとり過ぎは血液ドロドロを招きます。
腹八分目にして、野菜、果物や海藻類を多めに採ると良いでしょう。
次に運動ですが、ウオーキング等を生活の中に取り入れましょう。
エレベーターや自転車の利用を徒歩に替えたりしてみることも良いでしょう。
普段の生活に、血液ドロドロを招く原因が潜んでいるようです。
私たちの体を巡る血液は、全身の細胞に栄養素や酵素を行き渡らせ、老廃物を外に出す重要な役割を担っています。
健康を手に入れるには、血液に注目し、食事や生活習慣を見直してみてください。
▽タイトル「夕陽を背に」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
その道の大家は、一生涯を一つのことに捧げられています。
何事でもやり抜くことは大変なことで、生涯のテーマとも言えます。
そこで3徹主義(徹頭、徹尾、徹底)があります。
一度決めたことは、最初から最後までぶれることなく一貫して徹底的にやり抜く考え方です。
安全衛生の世界でも一つのことをやり抜けば、必ず成果が摘みとれます。
事業所や職場では、安全衛生の様々なルール等があることでしょう。
ルールの中身については、事業所で決めたことであり、余り重要ではありません。
問題は、どの程度徹底できているかです。
この徹底の違いが、事業所や職場のレベル差となっていると思います。
また、成果が見えないのであれば、徹底度が足りないと言えるのかも知れません。
誰でもできる小さなことを3徹主義により、やり抜くことで、ゼロ災達成できるでしょう。
▽タイトル「春うらら」
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写真撮影は、私の兄三浦秋男氏です。

▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
皆さんは、80対20の法則をご存知でしょうか。
これは、リチャード・コッチが唱えた理論です。
「結果の80%は原因の20%から生まれる」、「仕事の成果の80%は費やした時間の20%から生まれる」などと言われています。
この事例を事故災害に置き替えてみたいと思います。
「事故の80%を20%の違反者が占めている」、「災害の80%は20%の原因から発生している」とも言えます。
これは20%の違反者と原因をつぶすことで80%の事故災害を防止できると言えるかも知れません。
いかに選択と集中が大切であるかということです。
事故災害に対して、万遍なくだらりでは、効果が出ないでしょう。
私たちは、20%の対策で80%の効果を発揮することを常に頭に描くことが重要です。
事故災害の原因を精査・分析し、本質を捉えた施策を展開することが大切です。
▽タイトル「ブロックの光景」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
我が国の安全文化は、危険予知や5Sといったものが主流になりがちです。
この文化は、諸外国からみれば受け入れ難いようです。
昨年に批准されたISO45001をみても、日本的な安全手法は取り入れられませんでした。
管理監督者の意識改革や注意喚起などの個人のテクニックに頼りがちだからです。
改善手法をみても事故や問題が発生してから、見直しなどの対処する例が多いようです。
日本的な受身的体質が目立ちます。
何事もシステムとして進めていく欧米の手法をもっと見習うべきでしょう。
安全手法こそマネジメントシステムをシステマティックに展開すべきです。
そのためには、人材育成を活性化させ、人を大切にしたマネジメントを創る必要があります。
そのマネジメント推進により、システマティックな展開へ繋げることが大切です。
そして、職場メンバーの愛と思いやりで事故災害を防ぐことが出来ます。
社員ひとり一人が、周りの同僚に関心を持ち、思いやりを持つことで災害ゼロとなります。
▽タイトル「三隅梅林③」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
カイゼン(改善)とは、主に生産現場で行なわれている作業の見直し活動のことです。
安全性や作業効率の向上を目指して、現場作業者が知恵を出しあって推進します。
特に、トヨタ自動車さんの「トヨタ生産方式」と「カイゼン」が有名です。
海外でも「kaizen」という名前で広く普及しています。
もう20年近く前になりますが、私もトヨタ自動車さんへ行き学習した思い出があります。
カイゼンは、徹底的に無駄を省くトヨタ生産方式の核になる考え方でした。
日常の作業から無駄を見つけ、できるだけ費用をかけず迅速に無くしていきます。
特定の人がやるのではなく、全員参加で行ないます。
カイゼンをするには、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)をすることが不可欠になります。
5Sをすれば、安全になり経費も削減されてきます。
そして何より、社員の士気が上がり組織が活性化してきます。
トヨタ自動車さんは、80年以上の歴史がありますが、カイゼンの歴史と言ってもいいでしょう。
80年間もカイゼンを追求しているところに凄みがあります。
20年ほど前に聞いた同じことを今でも言っていることでしょう。
時代や人(経営者)が変わっても、守り受け継がねばならないものはたくさんあります。
カイゼンとアンゼンは、同じゼンが付き似通っています。
両者をうまく取り入れることがポイントの気がしてなりません。
▽タイトル「三隅梅林②」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
労働安全衛生法28条の2には、危険性等を調査し措置を講ずることとなっています。
リスクアセスメントを実施し、評価結果が一定基準以上であれば、リスク低減対策を講じます。
このリスク低減対策には、守るべき優先順位があります。
1にすべきは、危険性等の除去または低減です。続いて、工学的対策、管理的対策となります。
最後に、個人保護具の使用です。
もう少し詳しく言いますと、
1番目の危険性等の除去や低減とは、危険源を無くすことや工程の廃止などを行うことです。
2番目の工学的対策は、インターロック設置等のハード対策です。
3番目の管理的対策は、手順書の整備や安全教育の実施です。
この3つが不可能だった時に、個人保護具の使用ということになります。
ところが、この順番を逆から行うケースが極めて多いことに驚かされます。
つまり、危険性への対策として個人保護具を与えたから大丈夫等です。
続いては、禁止事項をつくり守らせるように徹底させますなどです。
或いは、カバーや安全柵を設置して危険源には接触しませんなどです。
最も審議していただきたいのは、危険源の排除や低減です。
リスクアセスメントで低減対策を行う際は、常にこのことを問いただして実施することが望まれます。
▽タイトル「三隅梅林」
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写真撮影は、私の兄三浦秋男氏です。

▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
安全でのハインリッヒの法則をご存知の方も多いことでしょう。
330件の災害の中には、300件の無傷災害(ヒヤリハット)、29件の軽傷災害、1件の重大災害が起きていると言われるものです。
この法則は、三角形を描いて図で示されていることが多いようです。
一番下の台形部分が無傷災害、真ん中の台形部分が軽傷災害、頂上の三角部分が重大災害です。
この形状の面積を件数として捉えている訳です。
そこで、重大災害を減らすにはどうすべきかを考えてみます。
重大災害や軽傷災害の発生件数は、無傷災害がベースとなった確率の問題と言えます。
従って、無傷災害の面積を小さくすれば全体の三角形の面積を小さくできます。
結果として、重大災害の割合も減少してくることになります。
それでは、無傷災害の面積を小さくするにはどうすればよいのでしょうか。
無傷災害までいかないが、軽傷災害や重大災害に繋がる可能性のある「不安全状態」や「不安全行動」を見つけ出すことです。
まだ顕在化されていない問題もたくさんあるはずです。
この不安全状態と不安全行動を気付かせて危険要因として吸い上げることが大切です。
この活動を実行することで、危険に対する感受性も向上されてきます。
感受性アップと安全対策ができ、手間も掛からない良い手法です。
社員の方へは、このことを理解していただき、全員参加で災害ゼロへ邁進しましょう。 
▽タイトル「手招き」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

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