ご安全に。
一般工作機械の中でボール盤の次に多いのが旋盤ではないでしょうか。
旋盤は、主軸部に材料を掴み回転させ、固定した刃物を直線的に前後左右に送り動作させて材料を加工します。
この旋盤について、安全上の問題点と対策を考えてみます。
旋盤は、材料が回転するという特徴があり、これが思わぬ災害を引き起こします。
私も十代頃から汎用旋盤を使っていたのですが、材料が回転するのは怖いものです。
材料の掴み不良や回転不良で、材料が外れて飛来すれば重篤災害となります。
現場時代後半は、NC旋盤に代わったのですが、これまた怖いことです。
NC旋盤は、回転数や動きをプログラムにより打ち込んでいきます。
打ち込む際に、プラスとマイナスを間違えたり、ゼロがひとつ多かったりしたものです。
何度も確認するのですが、慌てて省略してしまえば、重篤災害或いは機械破損へと繋がります。
また回転している材料の切削屑での巻き込まれや切創の危険もあります。
対策として、回転物は飛来することを前提に正面に立たないことや切削屑は手カギ棒を使います。
切削屑飛散防護覆い設置と併せて保護メガネ着用も必要な対策です。
加工物の取付けや切削屑除去等の危険な個所へ接近する際は、必ず機械が完全停止して行います。
旋盤での事故災害を防止するには、適正な手順書作成し、必要な訓練は欠かせません。
▽タイト「大浜海岸」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。

▽田中安全衛生コンサルタント事務所