ご安全に。
11月末になり、朝夕の気温の下がりが大きくなりました。
職場や家庭でストーブが出されたところも多いことと思います。
ストーブの危険性は、何と言っても火災と火傷に注意が必要です。
毎年11月頃から増加し、年末年始にかけてピークを迎えます。
石油ストーブは、灯油を燃料としていますので、一度火が付くと燃え広がります。
火を消さずに給油しているのを見掛けることがありますが、最も危険です。
灯油のついた軍手や衣服が、燃え上がり火傷を負う事例もあります。
給油タンクの栓が不十分での零れや、周囲の可燃物が燃えて出火しています。
何れも人の不注意が原因のものが大半です。
最近は、電気ストーブを使われるところも多いようです。
電気ストーブも輻射熱により出火する危険は同じです。
火災と火傷への対策の一番は、整理整頓(2S)です。
ストーブ周辺には、燃えやすいものを置かないようにしましょう。
ストーブと燃えやすいものとの安全距離が決まっています。
概ね1m前後で設定されていることと思います。
火災も事故災害も危険源より離れることが大切です。
ストーブを出した時に、再度に取説を読み安全距離を確認し周知しましょう。
▽タイトル「奥津渓」
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▽田中安全衛生コンサルタント事務所