ご安全に。
これは、1928年にアメリカのハインリッヒ氏が発表した法則です。
人間が起こす330件の事故災害のうち、1件は重大災害、29件は軽傷災害、300件はヒヤット事故に分類できると言われています。
従って、この法則は、1:29:300の法則とも呼ばれます。
更に、ヒヤット事故300件の背後には、不安全行動と不安全状態が無数に存在することも指摘しています。
無数の不安全行動と不安全状態をヒヤリハットといっても良いでしょう。
特に、数字そのものにこだわる必要はないと思います。
大切なことは、重大災害の背景に膨大なヒヤリハットがあることです。
この法則を活用してのヒヤリハット運動は有効と言えます。
しかし、ヒヤリハット運動をしても中々抽出されないということをよく聞きます。
そして、突然に重大災害が起きることはあるものです。
事故災害とヒヤリハットの関係をハインリッヒの法則を用いて分かり易く説明してあげましょう。
ヒヤリハット情報を迅速かつ的確に対応すれば、災害防止に効果大です。
▽タイトル「グラントワのイルミネーション」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所