ご安全に。
通勤時の災害とは、働く方が通勤途上で事故災害に遭うことです。
通勤災害は、昭和48年より労働災害に準じてほぼ同様な災害補償制度になっています。
自動車通勤では、交差点の出会い頭の衝突、追突、凍結等でのスリップ等が起きます。
対策としては、交通規則の順守は当然ですが、天候や路面状況を踏まえて安全運転の心がけが必要です。
バイク通勤では、交差点での衝突や滑りやすい路面での転倒等の単独事故も起きます。
対策としては、自動車等から発見されにくいこともあり注意必要です。
自転車通勤では、自動車や歩行者との衝突や路面の凹凸でハンドルをとられて転倒が多いようです。
対策としては、交通規則順守や傘差し・携帯電話操作等の危険運転の禁止です。
最後に徒歩通勤ですが、青信号に従っていても自動車や自転車との接触もあります。
対策としては、周囲の安全確認や反射材の携行など、自身を守ることも大切です。
何れの乗り物を使っても、最後は歩くと思います。
これから冬季になれば凍結路面や階段といった危険な場所での転倒が多く起きます。
少しの段差で足をとられて転倒する等、日常のありふれた場所でも要注意です。
対策としては、凍結時や悪天時には、足下確認を十分行います。
そして、歩幅を短くし前に重心を置くことを心がけて歩きます。
通勤災害も労働災害と同様に、発生すれば本人も事業所もマイナスしかありません。
通勤時の災害へも意識を高めて防止活動を行いましょう。
▽タイトル「双川峡」
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写真撮影は、私の兄三浦秋男氏です。

▽田中安全衛生コンサルタント事務所