ご安全に。
全ての業種において転倒災害は多く発生しています。
特に、商業施設、飲食店や社会福祉施設などの第三次産業での転倒災害が多発傾向です。
昨年の休業4日以上労働災害約12万件のうち、約2.8万件と最も多く起きています。
そして、2.8万件の6割は、1ヵ月以上の休業期間です。
高年齢者ほどリスクが増加し、55歳以上では55歳未満の3倍も高いようです。
転倒災害は、滑り、つまずき、踏み外しの3種類に大きく分けられます。
転倒災害防止対策は、4S、作業方法の改善、耐滑性靴の着用等があります。
4S(整理・整頓・清掃・清潔)は、床面の凹凸、段差や汚れを無くしたり、通路の確保等です。
作業方法の改善は、足元が見えにくい状態での作業禁止や滑りやすい場所での歩行方法改善等です。
その他として、靴の見直し改善、危険マップによる情報共有、ステッカー等の見える化による注意喚起等があります。
転倒の危険は、子供の頃から誰もが経験しているもので、皆で取り組むことが出来る活動です。
自職場の危険ポイントの洗い出しを行い改善されれば、作業効率も向上して経営上のメリットにも繋がります。
▽タイトル「おいしいよー」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所