田中安全衛生blog

安全衛生全般についての日々の出来事や感じた事を書いています。

2018年09月

ご安全に。
経営トップは、社員の安全衛生を確保する最高責任者です。
自ら示した安全衛生方針の浸透状況を確認する必要があります。
もう一つの大きな責務は、社員を激励してあげることです。そのためには、時間さえあれば頻繁に職場巡視しなければいけません。
経営トップの姿勢は、現場の管理監督者や作業者の安全モラルや生産能率の向上に大きく影響するのです。
20歳頃の私は、一週間毎に夜勤をしていました。朝の7時頃まで居残り残業していますと、よく一声を掛けられたものです。
「おい田中君、怪我すんなよ」顔を上げて見ますと、トップの朝の巡視です。
夜勤終了間際は、眠たいのと早く仕事をこなして帰りたいのとが入り混じり、危ない動きに成っていたのでしょう。
自分の動きを自覚し家に帰るまでしゃんとしょう、と思ったものです。
それから安全衛生スタッフに成り経営トップとの巡視も多くこなしてきました。
経営トップには、作業者へ一声かけて下さい、とお願いするようにしていました。
40年以上たった今でもあの時の一声が聞こえてきます。
「おい田中君、怪我させんなよ」と言っているようでなりません。
▽タイトル「秋色」

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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
全ての業種において転倒災害は多く発生しています。
特に、商業施設、飲食店や社会福祉施設などの第三次産業での転倒災害が多発傾向です。
昨年の休業4日以上労働災害約12万件のうち、約2.8万件と最も多く起きています。
そして、2.8万件の6割は、1ヵ月以上の休業期間です。
高年齢者ほどリスクが増加し、55歳以上では55歳未満の3倍も高いようです。
転倒災害は、滑り、つまずき、踏み外しの3種類に大きく分けられます。
転倒災害防止対策は、4S、作業方法の改善、耐滑性靴の着用等があります。
4S(整理・整頓・清掃・清潔)は、床面の凹凸、段差や汚れを無くしたり、通路の確保等です。
作業方法の改善は、足元が見えにくい状態での作業禁止や滑りやすい場所での歩行方法改善等です。
その他として、靴の見直し改善、危険マップによる情報共有、ステッカー等の見える化による注意喚起等があります。
転倒の危険は、子供の頃から誰もが経験しているもので、皆で取り組むことが出来る活動です。
自職場の危険ポイントの洗い出しを行い改善されれば、作業効率も向上して経営上のメリットにも繋がります。
▽タイトル「おいしいよー」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
10人働いている職場の安全衛生レベルの話です。
その職場をコップに置き換えます。
そのコップの側面の下から上まで色々な所に小さな穴が10個開いています。
その穴は、その人達の安全衛生水準とします。
底に近い穴は、新人や配転者等で安全衛生レベルの低い人の穴です。
上の穴ほど、熟練者や職場リーダー等のレベルの高い人の穴です。
このコップへ水を一杯にして満たします。
やがて穴から水が漏れて、一番底に空いた穴の位置で水漏れが止まります。
つまり、その職場の安全衛生水準の位置となる訳です。
いくらレベルの高い人が多くいても、低い人が一人いれば、その低いレベルとなります。
職場のレベルを考えた時に、いかにして低い人を押し上げるかが大切となります。
これは職場リーダーのみの役目でなく、職場の方全員が盛り上げることで職場の安全衛生レベルは格段に上がってきます。
そして、事故災害を起こさない強い職場集団が出来上がります。
▽タイトル「赤」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
TGLとはテールゲートリフターの略です。
テールゲートリフターは、トラック荷台と地面の間でプラットホームを上下に動かして荷物などを積み下ろす装置です。
近年は、このTGL使用時の労働災害が急増しています。特にロールボックスパレットを使っての運搬でTGLがよく使われています。
災害の内容は、ロールボックスパレットが倒れたり、テールゲートリフターの昇降板と荷台間で足を挟まれています。
TGLは、周辺が安全な平坦な場所で昇降板の中央に荷を置きストッパーを使って作業します。
荷台から下す際は、地面を背にして後退せず、傾きや段差に注意します。
TGLが地面に接地してからは、ストッパーを踏みながらの運搬は駄目です。
作業者は、滑り止めの手袋着用等の作業にふさわしい服装で始業前点検を確実に行ってください。
そして、正しい作業手順を習得し実践することで、TGLでの災害は防げるでしょう。
▽タイトル「飛び立ち」

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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
最近気になる事例の一つに事前送検があります。
労働災害が発生した場合は、労基署の方が立ち入りされて調査されます。
その際に、労働安全衛生法違反が見つかれば送検されることが多いようです。
先日の報道では、アーク溶接で防じんマスクを使用させなかったため、T社と現場責任者が書類送検されました。
労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑です。
仮に有罪となれば、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。
この条文は、両罰規定により行為者及び法人が罰せられ、行為者は、前科一犯となります。
所轄労基署は、以前からT社に対し、労働者にアーク溶接機を使っての溶接作業時は、防じんマスクを使用させるよう指導していました。
再度に監督指導したところ、是正されていなかったために書類送検されたようです。
このように労働災害は、発生していなくても送検されることを事前送検といいます。
このまま放置しておけば、重大な疾病(じん肺)が起こると行政判断されてのことでしょう。
災害や疾病が起きてからでは、時すでに遅し」の考えから妥当な判断と言えます。
事業所に置いては、労働安全衛生法を十分に学習し理解して、法令違反を自主的に無くすようにお願いします。
▽タイトル「水面雲」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
死角とは、ある位置からは視認することが出来ない部分のことです。
人は視覚で一番多くの情報処理を行うため、必ず死角は起こります。
先日も、ある横断歩道上で小学生が車に轢かれて死亡する事故が起きています。
この横断歩道は、バス停と5m程しか離れていませんでした。従って、バスは横断歩道をまたいで停車するのが当たり前になっていたようです。
このような状況での対向車は、バスが死角になり歩行者が見えません。
当然に車は、横断歩道近辺では、止まれる速度の徐行をする必要があります。
バスから降りた子供たちは、脇の横断歩道を小走りに渡ることも考えられます。
この状況で事故が起これば車が悪くなるのは、当然です。
また、バス停が無い所でも、車が一時停車していれば同じ状況が発生するでしょう。
今後は、子供たちにも危険予知や指差し呼称を身につけさせれば、多くの事故は防げます。
私は、指差し呼称を子供たちに学んでほしいと常々思っています。
社会人になって、指差し呼称を覚える方が大半だと思います。
指差し呼称は、手軽にすぐ出来て効果抜群です。これを子供たちに教えないのは実にもったいない話です。
一家団欒でのくつろぎの際に、事業所で学んだ指差し呼称を我が子に教えていただきたいものです。
指差し呼称は、もの心ついた時から死ぬまでの我が身を守る方法です
▽タイトル「卵?」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
職長は、作業方法の決定や設備管理、異常時の措置などを生産現場で行います。
生産現場では、人・物・設備が動き、危険要因も刻々と変化しています。
その全体の状況を把握し監督・指導するのが職長です。現場における安全確保のカギは、職長が握っている訳です。
そこで、職長が進める管理の基本は、現場現物主義につきます。
特に、作業手順書の新規作成や変更時は、現場確認を必ず行い、作業者の意見が取り込んであるか確認しましょう。
また、部下の作業知識・技能の習得レベルを把握し、部下の育成と支援を行います。
全ての活動での職長の率先垂範は、職場の鏡となるのです。
▽タイトル「馬乗り」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
共同作業の進行において、合図は大変に重要です。
ある事業所では、共同作業者が合図の言葉を聞き間違えての死亡災害を起こしています。
工事に使用した200Ⅴ仮設配線の撤去作業で電気の流れている線をクリッパーで切り感電死しています。
合図者は、「メインスイッチを切ってから」と作業指示しました。
ところが、被災者は「メインスイッチを切ったから」と聞き間違いをして、活線を切断しました。
これは、どちらが悪い訳でもなく人間なら必ず起こすヒューマンエラーと言えます。
これの対策ですが、
一つは、電気の流れの有無は、スイッチや検電器等で必ず確認する。
二つは、合図等は反復して確認し合う。
三つは、電気での工具類は絶縁工具を使い、接続方法を確認する、等です。
電気配線等の取扱い作業では、「活線」であることを予測し、必ずハードによる安全確認をして作業しましょう。
▽タイトル「飛翔」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
ここのところ気温も下がり朝夕は肌寒いくらいではないでしょうか。
酷暑だった夏を懐かしく感じるのは私だけでしょうか。
ついこの前まで熱中症リスクと闘っていたのが解放され、過ごしやすくなったことでしょう。
そこで、秋の見えないリスクについてです。
秋は、夏の疲れが残っているうえに、気圧や気温の急激な変化が生じています。
また、スポーツや食欲の秋とも言い、急に体を動かしたり、暴飲暴食に成りがちです。
更に、秋の夜長に読書などで睡眠不足にも成りがちです。
周囲の環境とは逆に、思ったより心身に負担をかける季節でもあります。
こうした要因もあり、意外に秋の事故災害は多いものです。
秋の事故災害を防ぐには、自身のストレス解消と体調管理が一番です。
日々の気温等の変化へ衣類等で上手く対応することや十分な睡眠とバランスのよい食事です。
その日のストレス解消は、ぬるま湯のお風呂につかるのも有効です。
快適な環境になったという安心感からも事故災害という魔物が出てきます。
秋は、自身の体調管理をきちんとして事故災害を防ぎましょう

▽タイトル「百日草」

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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
今日から30日までの10日間は、平成30年秋の全国交通安全運動です。
みんなの合言葉は、「早目のライトと反射材」で展開されます。
毎年の恒例行事であり今年の目玉は、高齢者の安全確保と高齢運転者の事故防止が挙げられています。
私の身近でも、高齢者の方が国道を横切る際の死亡事故も起きています。
高齢運転者の方が操作を間違えての重大事故もよく聞く話です。
高齢者は、加齢などにより身体能力や感覚機能が低下していることも原因の一つです。
また、この時期から特有の夕暮れ時が早くなっての歩行者や自転車との事故も注意です。
各事業所においても交通安全に対する意識向上を再徹底する必要があります。
職場の管理者、安全運転管理者、運行管理者等の連携で交通安全大会や講習会を開催しましょう。
殆どの方が、事業所への通退勤で車を運転し、業務中も車での移動が多いことでしょう。
事業所にとっては、交通事故も労働災害での労働損失と一緒であり、「ゼロでなければならない」のです。
▽タイトル「あくび」
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写真撮影は、私の兄 三浦秋男氏です。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

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