田中安全衛生blog

安全衛生全般についての日々の出来事や感じた事を書いています。

ご安全に。
先日45年前に入社した仲間と酒を酌み交わしました。
昭和48年入社当時の話で盛り上がり、愉快で楽しいひとときでした。
労働安全衛生法制定が昭和47年6月ですが、実質の運用は昭和48年からのようです。つまり、労働安全衛生法が発動したときに、入社したことになります。昭和48年は、オイルショックで日本経済に暗い影を落とした年でもあります。
戦後の日本は、高度成長期に入り労働災害が多発しました。昭和36年には6,712人の方が亡くなられました。この様な背景で労働基準法から枝分かれして労働安全衛生法ができました。
その後、この法律の効果もあり昨年で925人と減少しています。
しかし、別の言い方をすれば、働いている方で朝「いってきます」と言ったきり、ふたたび玄関に帰らなかった人が、まだ925人もいらっしゃるのです。
因みに労働安全衛生法制定からの45年間での死者は97,622人です。この45年間の代償として労働安全衛生法の各条文があります。「安全規則は、先人の血で書かれた文字である」と言われます。一つひとつの条文には、亡くなられた97,622人の思いが反映されているのです。
そのためには、トップダウンの施策と職場から湧き出てくる自主活動の融合が必要です。不幸な人や働き手を失い路頭に迷う家族を一人でも減らすことが私の目標です。
 
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
某社の階段の安全対策には感動しました。
箇所に手すりと手すりを必ず持って昇降するよう注意喚起表示がありました。併せて、昇降方向が床面に矢印表示されており感心しました。
階段での転落災害は、日常生活を含めて最も多く発生する災害の一つです。
階段の災害対策としてリスクアセスメントすれば、最も有効策として階段を無くすことが一番です。ハード対策で階段を無くす改善できても、世の中の階段を全て無くすことは不可能です。
逆に別の個所では安心や慢心から別のリスクを発生させてしまいます。本質安全化を考える時、この部分が安全の悩ましいところです。
災害発生個所や転びやすい所は、ハード対策は当然に必要ですがそれだけでは万全ではありません。人間の五感に訴えるような表示と正しい知識が必要です。
階段昇降では、昇るときより降りる時が数倍危険で、最後の1段での失敗が大半です。これは人の目線によるもので、最後1段の目線は床面前方に移動しているから見落としてしまいます。更に床面に着地時は、無事に降りた安心感と平面を早く歩く姿勢になっています。降りたところが斜面や水分があれば滑ったり、小さなゴミで躓いたりします。
最初と最後の段およびその先の平面が重要です。それが理解できれば、おのずと対策も見えてきます。
D社では、階段昇降時は必ず手すりを持つことを安全文化としています。『東京駅で手すりを持って昇降している人を見かけたらインタビューしてください。我が社の社員です。』と言われたことが脳裏に焼き付いています。
たかが階段、されど階段です。甘く考えずに手すりを持って階段を昇降しましょう。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
久し振りに非喫煙者の私が喫煙室へ入ることに成りました。
大企業ですので愛煙家も多くひっきりなしに出入りするのです。
昼食後の一服は至福の時間を感じているようで気持ちよさそうでした。私からみたら温泉につかっている自身の姿に重なりました。
愛煙家の権利と受動喫煙防止の両立は、難しい問題です。
さて、現状は出入り口や吸い込み口位置の問題等が見えました。何より定員オーバーなのか粉じん濃度や気流が十分ではありません。
やはり、点検や定期清掃等が疎かになり性能低下、併せて使用人数も増え十分機能していないのでしょう。多くの事業所はこんな感じと思います。
色々話を聞いていますとグループ内の親企業が健康経営を打ち出したとのことでした。チャンス到来です。健康経営に敷地内禁煙を打ち出せば願ったりかなったりです。
受動喫煙防止には、トップダウンの施策と体制づくりが最も大事だからです。
国会空転している中、遂に東京都は罰則付きの受動喫煙防止条例を昨日公表しました。廃業に追いやられるとの記事もありましたが本当にそうでしょうか。
たばこを吸わない人が被害を受けないための施策です。私的には外国の方を含めてお客が増えると思っています。
日本だけ片意地を張っても、世界の流れは建物内禁煙から敷地内禁煙へ向かっています。
この流れから零れないように事業所も健康経営を展開する必要があります。社員の健康づくりへ投資すれば生産性向上し更に強い企業にステップアップします。
そのためには敷地内禁煙へ向けて具体的ステップを決め実行あるのみです。今から実行しなければ数年後の敷地内禁煙なんて夢のまた夢です。
喫煙者とたばこを吸わない人が共存する社会の構築に向けての道は険しいです。
まだまだ格闘する日々が続きそうです。
 
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
イチロー選手のルーティンは、あまりにも有名な話です。
何回ものストレッチや四股踏みの映像をよく見ます。健康管理の大切さや大きな怪我で離脱しない理由を教えてくれます。
スポーツ選手に限らず色々な分野で活躍している一流の方には、様々なルーティンがあります。
そんな方と私を比べるには余りにもお粗末なのですが、私にもルーティンがあります。
安全衛生職場へ配属された時に、早寝早起きを実践しようと決心しました。安全衛生を担当するものが病気や浮かない顔をして巡視してはいけません。元気な姿と言葉で接しなければ現場の方へ失礼と思ったからです。
そのために出社前1時間ウオーキングをすることにしました。今日も実践し、ずーと続けています。
早朝のウオーキングは、いいことがいっぱいあります。
薄暗さから段々朝の光がさしていく瞬間に遭遇するとやみつきになります。何故だか、その日は得した気分に成ります。今日も一日頑張ろうと気力が湧いてきます。ですから私は、夜明け前が大好きです。
そして、職場へ出向く時は、元気な姿を見せて笑顔で元気な言葉を掛けてあげることです。一人でも多くの働いている方が、笑顔で元気に活躍されることを祈って止みません。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

ご安全に。
この時期どこの職場でも新人が出社すると「おはようございます」と明るく元気な声で挨拶してきます。多くの先輩社員は、元気をもらった感じで「おはよう」と返します。
しかし、なかには挨拶されても下を向いたまま知らぬ顔で過ぎ去る人がいませんか。
いつものことですので、しょうがないと言えばしょうがありません。しかし、新人はこんなときにどう感じるのでしょうか。
朝タイミング悪く同僚と挨拶できなかったり、挨拶しても返事が返ってこなかった日は、何となく暗い一日になったことはありませんか。
挨拶の基本は、自分から進んでするか、目上や先輩から先にするものだと思います。挨拶はマナーの基本でありそれを教えるためです。
新人は、先輩の振る舞いや行動をつぶさに見て習おうとしています。先輩は、格好の良いことを数多く言っても行動が伴っていなければ駄目です。
新人が数ケ月後には下を向いたまま過ぎ去る人に成らないように、自分から進んで挨拶しましょう。
▽田中安全衛生コンサルタント事務所

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